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『山田耕筰ピアノ曲拾遺』全3巻 (ミューズ・プレス)発売開始
2022年10月29日
【山田耕筰ピアノ曲拾遺 発売開始!】
校訂、校閲を担当させていただいた楽譜「山田耕筰ピアノ曲拾遺」全三巻(ミューズ・プレス)が発売開始しました。
今回ミューズ・プレスでは、リング製本ではなく、糸かがり綴じというのを導入してくださいました。手作業で糸で結びつけ、折同士を縦糸と呼ばれる糸で繋げていくそうで、とても手間暇がかかるけれど、譜面台に置いたときに楽譜が綺麗に開きやすいそうです。
ミューズプレスの代表は、せっかくクラファンにしたのだから本として所有したくなるような物を、という想いを語って下さいました。
『山田耕筰ピアノ曲拾遺』(全3巻)は、浄書から製本まで、ミューズ・プレスによる見事な芸術作品。
●第1集 https://muse-press.com/product/mp07201/
●第2集 https://muse-press.com/product/mp07202/
●第3集 https://muse-press.com/product/mp07203/
「知られざる 山田耕筰のピアノ音楽~CD『知られざる山田耕筰のピアノ音楽』発売&『山田耕筰ピアノ曲拾遺全三巻』出版発売記念演奏会~」
2022年10/29
南小岩バッハザール
10/29に「知られざる 山田耕筰のピアノ音楽~CD『知られざる山田耕筰のピアノ音楽』発売&『山田耕筰ピアノ曲拾遺全三巻』出版発売記念演奏会~」が、盛況のうちに開催されました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。
山田耕筰ピアノ音楽プロジェクトの締めくくりをこのように盛大に開催できましたこと、皆様に改めて御礼申し上げます。
山田のピアノ音楽を次々と聴くことにより、生き生きとした人間山田耕筰の姿を音楽から感じることができました。お客様の感想からも、山田耕筰の魅力を改めて感じることのできる機会となったのを嬉しく思います。まだ黎明期、発展途上の部分、また山田個人の特質による至らなさ(詰の甘さ?)はあるものの、「やはり山田は素晴らしかった」そう言えるのではないでしょうか。
今回のプロジェクトの協力者の皆様、関係者が集合し、大きなプロジェクトの千秋楽に相応しい会になりました。
この後の予定としては、まず11/12からこのコンサートの配信が開始されます。視聴は、クラファンでお申し込みの方の他、こちらからお申し込みいただけます。
また、CD「知られざる山田耕筰のピアノ音楽」の配信がピティナとのコラボ企画により来年開始されます。詳細はこちらです。
杉浦菜々子ピアノリサイタル「悲愴への道」
【レコード芸術】誌「準特選盤」収録のBWV.996と「悲愴」を送る!
2022/8/27(土)
南小岩バッハザール
~本リサイタルのコンセプトについて~
本リサイタルでは「悲愴ソナタ」とベートーヴェンに多大な影響を与えたハイドン、C.P.E.バッハのソナタと組み合わせ、また、大バッハのリュート組曲BWV.996やギターの名曲であるソルの幻想曲のピアノトランスクリプション、しばしばチェンバロで演奏される機会の多いフローベルガーの名曲をご紹介致します。古典的な様式美と内的な激情との緊張という一貫性の中から不朽の名作「悲愴ソナタ」に新たな光を当てるべく、プログラムを組みました。前半はホ短調と基調としており、後半はすべてハ短調の楽曲で構成しています。「悲愴ソナタ」は今日世界中のピアニスト、学習者、愛好家が取り組んでいる不朽の名作ですが、歴史的な展望の中から、その名曲の中に新たな息吹を吹き込めればと思います。
「音楽家は自分自身が感動するのでなければ、聴衆を感動させることはできない。そのためには聴衆の心に呼び起こそうとするすべての情緒の中に、自分も浸かることがどうしても必要である。彼が自分の感情を聴衆に示し、そして彼らをそれに共感させるのである」(C.P.E.バッハ『正しいクラヴィーア奏法への試論』1753年出版より)
プログラム
スカルラッティ:ソナタ ホ短調 K198,L22
J.S.バッハ:組曲 イ短調(原調ホ短調)BWV996
C.P.Eバッハ:ビュルテンベルクソナタ第3番 Wq.49-3
ソル〜山中哲人編曲:第7幻想曲 Op.30
〜〜〜
フローベルガー:ブランクロシュ氏の墓
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第33番ハ短調 Hob.XVI:20
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 Op.13
近藤浩平氏楽壇活動20周年記念演奏会「KONDO Music Festival」
2022年6月25日(土)スタジオ・ベルソー
作曲家、近藤浩平氏楽壇活動20周年記念演奏会「KONDO Music Festival」
開催。オール近藤浩平プログラム。
イタリアからの録画での参加を含め、13人の近藤作品を愛する演奏家が集まり、聴衆の皆さん、近藤さんご夫妻とともに4部のトーク付きコンサートを楽しみました。
出演者:
近藤 浩平, 清水 友美, 杉浦菜々子, 鈴木智恵, 萩生哲郎, 佐藤浩紀, 北條立記, 坂場圭介, 山本 瑞穂, 佐田 奏生
J.S.バッハ&S.L.ヴァイス ピアノで奏でるリュート作品の調べ リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集発売記念コンサート
2022年5月4日
日本ピアノギャラリー光ヶ丘ドルチェホール
J.S.バッハ&S.L.ヴァイス ピアノで奏でるリュート作品の調べ リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集発売記念コンサート
ピアノ:杉浦菜々子
盛況のうちに終了しました!ありがとうございました。
日本ピアノギャラリー光ヶ丘ドルチェホール
.S.バッハ:プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調BWV998
J.S.バッハ(山中哲人編曲):とくと見つめよ、わが魂よ~《ヨハネ受難曲》よりBWV245
J.Sバッハ(Jacques Erdos編曲):ソナティナ~カンタータ《神の時こそいと良き時》より
J.クーナウ:聖書ソナタ第6番《ヤコブの死と埋葬》
S.L.ヴァイス(山中哲人編曲):ファンタジーハ短調
J.S.バッハ:プレリュードハ短調 BWV999
J.S.バッハ:パルティータハ短調 BWV997
S.L.ヴァイス(山中哲人編曲):ロジー伯爵のトンボー
J.S.バッハ(山中哲人編曲):シャコンヌ無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりBWV1004
S.L.ヴァイス(山中哲人編曲):パッサカリアニ長調
「古典と現代vol.1 J.S.Bach with 近藤浩平」
バッハと近藤浩平チェロソナタ初演を中心にー満席のうちに終了しました
2022年4月10日
🎶2022年4月10日(日)16:30開演 シンフォニーサロンスタンウェイホール(門前仲町)
「古典と現代vol.1 J.S.Bach with 近藤浩平」
バッハと近藤浩平チェロソナタ初演を中心に
出演:北條立記(チェロ)・杉浦菜々子(ピアノ)
バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ、リュート組曲ピアノ版
近藤浩平:無伴奏チェロソナタ、ピアノソロ作品
北條立記:春の木(初演)
近藤浩平:チェロとピアノのためのソナタ「歴史との団欒」(委嘱初演) 他
杉浦菜々子ピアノリサイタル
近代フランスとフランス所縁の日本人作曲家のピアノ作品を中心に
〜尾高惇忠追悼演奏会〜
2021年11月27日 スタジオベルソー(茅ヶ崎)
フランスものとフランスに縁のあった日本人作曲家の作品を取り上げると同時に、今年2月に鬼籍に入られた尾高惇忠先生の作品をお聴きいただきました。また、尾高先生を偲び、ご縁のあられた萩生哲郎さんと深尾由美子さんとの鼎談を行いました。尾高先生の奥様よりお手紙をいただき、尾高先生の最期の日々を伺うことが知れた貴重な機会となりました。
プログラム
リリー・ブーランジェ:古い庭にて 明るい庭から 行列
セヴラック:水の精と不謹慎な牧神
ポンパドゥール夫人へのスタンス
演奏会用の華麗なワルツ ペパーミント・ジェット
プーランク:即興曲第15番ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」
宅孝二:プーランクの主題による変奏曲
~休憩~
尾高尚忠:ソナチネ
〈鼎談 尾高惇忠先生との想い出 (お話:深尾由美子・萩生哲郎)〉
尾高惇忠:ピアノ連弾曲集《音の旅》より〈小さなコラール〉〈シチリアのお姫様〉〈雪国の教会〉
(共演:萩生哲郎)
尾高惇忠:《音の海》より〈パリの幻影〉〈おしゃれなパリジェンヌ〉
尾高惇忠:ノクターン
2022年3月リリースCD
「J.S.バッハ&S.L.ヴァイス リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集 」
杉浦菜々子(ピアノ)
2022
★『レコード芸術』誌準特選盤に選出されました!
J.S.バッハ&S.L.ヴァイス
リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集
杉浦菜々子(ピアノ)
ピアノで奏でるリュート音楽の調べ
音楽の父バッハとリュート音楽の大家ヴァイスの芸術的真価に新たな光を当てる画期的な一枚
「バッハやヴァイスのリュート作品を鍵盤において表現することは、バッハがそうしたように鍵盤によって、リュートとリュート音楽を讃えることにほかならない。」(ライナーノーツより)
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『レコード芸術』誌より
「温もりと艶のある音色がリュートの持つ優雅で木質の響きを代弁している。」「ヴァイスの4作品は全て山中哲人の編曲によるもので、ピアノ書式からの積極的な表現方向が明瞭で、それぞれの曲のスタイルを十全に活かしている。」(草野次郎氏)
「モダンのピアノにしては響きの混濁が少なく、しかも響きの作り方がリュートに近い。フーガの各声部の動きもよくわかる。」「当盤を機にこれらの曲をもっとピアノで弾く人が増えてくれればと願う。」(那須田務氏)
ピティナ公開録音コンサート~日本人作品の夕べvol.7~開催
2021年6月24日ピティナ東音ホールにて
継続して開催させていただいている、ピティナ公開録音コンサート~日本人作品の夕べ~の7回目をさせていただきました。
今回は、ヴァイオリンの伊師裕人さん、クラリネットの末次真美さんをおむかえして、ピアノソロの他デュオやトリオを演奏しました。
プログラム
【前半】
橋本國彦:タンスマニズム
橋本國彦:おどり
諸井三郎:ピアノのための組曲
Ⅰ.序
Ⅱ.詞なき歌
Ⅲ.諧謔的なロンド
北爪利世:クラリネット(オーボエ)とピアノのための舞曲風小品
尾崎宗吉:提琴と洋琴のための奏鳴曲第三番
【後半】
矢代秋雄:ソナチネ
石井眞木:ヴァイオリンとピアノのための響きの表象
北爪道夫:トリプレッツ
コロナ禍にも関わらず、たくさんのお客様にお聴きいただけました。
杉浦菜々子ピアノリサイタル 〜オマージュの系譜 それぞれの追憶(オマージュ)
開催
2021年3月28日茅ヶ崎スタジオベルソーにて
【プログラム】
セヴラック:シューマンへのオマージュ
橋本国彦:タンスマニズム
石田一郎:ドビュッシーを讃えて
荻原利次:ドビュッシーを讃えて
山田耕筰:即興曲(榎政則補筆完成)
モンポウ:ショパンの主題による変奏曲 より
武満徹:雨の樹素描Ⅱ~オリヴィエ・メシアンへの追憶に~
《連弾》
清水友美さんを迎えて
セヴラック:ぶどう棚の踊り~歌劇『風車の心』より~(連弾版)
《山田耕筰ピアノ曲出版プロジェクトより》
山田耕筰歌曲編曲作品
杉浦菜々子ピアノリサイタル~山田耕筰を巡るピアノ音楽と現代の作曲家たち〜
を開催しました。
2020年11月29日(日)茅ヶ崎ハスキーズギャラリーにて
山田耕筰「あかとんぼ」発祥の地、茅ヶ崎は山田耕筰の作品が盛んに演奏される地です。
今回のプログラムは、山田耕筰に影響を与えた西洋の作曲家ブルッフ、R.シュトラウス、スクリャービンと山田作品を並べて演奏する試み。そして、後半はそこから現代作曲家へ通じる道へ。近藤浩平氏への委嘱作品「山田耕筰に捧ぐる曲」の初演、茅ヶ崎に因んだ佐原詩音氏への委嘱作品の初演、2002年生まれの新鋭、梅本佑利氏の作品、山田耕筰歌曲編曲の新曲初演を行いました。
【プログラム】
~前半~
山田耕筰:メヌエット
M.ブルッフ:6つのピアノ小品op.12-1
R.シュトラウス(マルテンポ編曲):夜に
R.シュトラウス(ギーゼキング編曲):セレナーデ
山田耕筰:夜の歌1.
夜の歌2.
スクリャービン:詩曲「焔に向かって」op.72
山田耕筰:舞踏詩「青い焔」
◇休憩◇
~後半~
梅本佑利:”One Stroke”for piano(left hand)
4月 春風走れ!―国道134号線の海と富士― 〔初演〕
7月 マリン―湘南Blue Hawaii― 〔初演〕
11月 落下する秋、静か―茅ヶ崎市美術館― 〔初演〕
山田耕筰(山田耕筰編曲):からたちの花
【主催】湘南音楽を愛する会
ピティナ調査・研究ページに掲載
2020年6月18日
「ピティナ調査・研究」のページに「 日本人作品の夕べ」のシリーズの音源登録情報が掲載されました。https://research.piano.or.jp/topics/2020/06/24_2.html
梅本祐利氏 ニューアルバム
2020年6月4日
18歳の作曲家、梅本佑利氏によるニューアルバム「Dream Sandwich」に杉浦菜々子の演奏による「One Stroke」がのせられています。
Spotify
https://open.spotify.com/album/2sM8hEgH7K4bqGPtgk2QoI?si=nQK5rtnVSpS7ofmbSA0yTA
AppleMusic
https://music.apple.com/jp/album/dream-sandwich/1515582496
performers: Gaku Yamada, Tatsuki Narita, Nene Yokomura, Soshi Hara, Nobuaki Sato, Rio Takahashi, Anju Aoto, Luís Miguel Leite, Nanako Sugiura, Mizuki Aita
演奏:山田岳、成田達輝、横村福音、原宗史、佐藤伸輝、高橋璃桜、青戸杏樹、ルイス・ミゲル・レイテ、杉浦菜々子、會田瑞樹
ピティナピアノ曲事典に寄稿しました。
2020年3月26日
作曲家の方々から直接いただいたお話を独り占めしては勿体無いので、ピティナピアノ曲辞典に文章を書かせていただきました。私が演奏する際にいただいたアドバイスを中心に■演奏のヒントとして書かせていただきました。
作曲家の方々も素敵なお言葉を寄せて下さっています。作曲家の方々はその音楽だけでなく、言葉もいつでも詩的で本当に憧れます。
♪徳山 美奈子 :序の舞~上村松園の絵に基づく~
https://enc.piano.or.jp/musics/67915
♪徳山 美奈子 :Flying Birds (ピアノ&クラリネット版)
https://enc.piano.or.jp/musics/62027
♪竹内 淳 :子どものための花束
https://enc.piano.or.jp/musics/70364
♪川上 統 :La chimere commune (組曲「La famille du requin」より)
https://enc.piano.or.jp/musics/70370
♪川上 統 :銀貨海月
https://enc.piano.or.jp/musics/70369
♪小栗 克裕 :"Movement 2012" for Clarinet and Piano
https://enc.piano.or.jp/musics/19593
♪梅本 佑利 :One Stroke for piano (left hand)
https://enc.piano.or.jp/musics/70371
♪梅本 佑利 :cuddly
https://enc.piano.or.jp/musics/70372
日本フィンランド外交関係樹立100周年記念「まなざし」-ピアノによる日本とフィンランド音楽の世界-
2019年11/24長野市竹風堂大門ホール2019年12/6サロン・テッセラ
それぞれの風土を感じさせる山田耕筰やシベリウスの作品を両国の「シンボル」としつつ、その相違点を聞き比べながら、これまで顧みられることのなかった両者の音楽的類似性や精神的共通性を導き出せるプログラムとした。
演目の最後には気鋭の作曲家である徳山美奈子氏への新作委嘱による連弾曲によって「両国のこれからの音楽的交流と発展」を祝う締めくくりとしている。
タイトルの「まなざし」が意味するところは、音楽は場所や時代を超えてそれぞれが見つめてきたものを投影したものである、という考えから、その内奥を我々演奏家が真摯に見つめなおすことで、前述したような両国の関連性を見出していこうとする姿勢から名付けたものである。
【プログラム】
山田耕筰:聖福 1・2(1917)
シベリウス:ロマンティックな情景 作品101-5(1924)
湯山昭:マシーナリィ ・エイジ(1970年頃)
エイナル・エングルンド:ソナチネ(1966)
矢代秋雄:夜曲(1947)、「吉田御殿」より荒武者の踊り(1949)
ヨーナス・コッコネン:「5つのバガテルより第2曲「間奏曲」、第5曲「樹々」(1969)
溝上日出夫:野の歌Ⅰ(連弾)(1975/89)
ヴェスマン:マッティとマイヤ(連弾)(1986)
― 休 憩 ―
ハッリ・ヴオリ:神話組曲(1979)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:ナルキッソス(2002)
徳山美奈子:Fin et Début(連弾)(2019)《新作委嘱》
ピティナ公開録音コンサート〜日本人作品の夕べvol.5〜
2019年8月29日