
日本人なので
日本の曲
弾いてます。
ピアニスト杉浦菜々子
オフィシャルホームページ
日本人作品に魅了されています。
日本人作曲家によるピアノ曲の演奏と研究をしています。
2018年には、CD山田耕筰ピアノ作品集をリリースし、「レコード芸術」誌の【特撰版】に選出されました。これまで未収録だった作品を取り上げるとともに、一次資料にあたり、各出版譜と精査した校訂報告を載せたブックレットは、その資料的価値も高い、と評されました。黎明期から戦前、そして戦後から現代に至るまでの日本人作品にロマンを感じるのは、スタイルは多種多様であっても、そこに風土や文化、そして脈々と受け継がれる私自身や身近な人々の祖先の息吹が感じ取れるからかもしれません。そこには、知識として知っている歴史が、音楽の力を借りて現在に蘇る感動があります。私の活動は、そのような先人たちの素晴らしい遺産を埋もれさせずに光を当てたい、という気持ちと感動が原動力になっています。未出版作品を出版するプロジェクトに参加したり、出版社の日本人作曲家の出版にあたりスタッフとして協力させていただいたりしています。
演奏のほうでは、ピティナのご協力をいただき、演奏動画を多数配信しています。動画配信では、上級者向けの作品だけでなく、ピアノ教育現場で日本人作品を学習し、演奏する子供たちが増えることを願い、こどものための作品集も多く取り上げています。これは、子供たちのステージを多く見る中で、日本人作品を演奏する方々が、まだまだ少ないと感じるからです。未来に繋がる子供たちが、自国のものを身近に愛し、芸術文化が発展する未来であってほしいと願います。
また、現代の作曲家の作品では、新曲の初演や、委嘱も積極的に行っています。今生きる自分が、今生きる作曲家の作品を演奏し、今生きる聴衆と共有できる、奇跡的な時間は宝です。

Concert Information
🎶オンラインコンサート(2022年8月
発売予定)
「青木聡汰個展《 聲(こえ)》」
作曲家青木聡汰の編曲作品を中心に。諸井三郎の交響曲第3番ピアノ版を聴く!
出演:青木聡汰・萩生哲郎・杉浦菜々子(ピアノ)
諸井三郎=青木聡汰:交響曲第3番(初演)
山田耕筰=青木聡汰:山田耕筰歌曲による編曲作品「鐘が鳴ります」(初演)「城ヶ島の雨」「砂山」「六騎」(初演)
ベルリオーズ=青木聡汰:「カルタゴのトロイ人」前奏曲(初演)
青木聡汰:眠らぬ水の都の追憶に(改訂初演)
青木聡汰:「前奏曲集」より「フェデリコ・モンポウへのオマージュI,II」(改訂初演)
主催:Seaside Classics seasideclassics@gmail.com
🎶2022年5月4日(水)「J.S.バッハ&S.L.ヴァイス ピアノで奏でるリュート作品の調べ〜リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集発売記念コンサート」
開演:13:30(開場:13:00)
会場
東京ピアノギャラリードルチェホール(都営大江戸線光が丘)
料金
3,000円
プログラム
J.S.バッハ:
前奏曲とフーガ、アレグロ Es-Dur BWV998
前奏曲 c-moll BWV 999
パルティータハ短調BWV997
J.S.バッハ~山中哲人編曲:
とくと見つめよ、わが魂よ~《ヨハネ受難曲》より BWV245
J.S.バッハ~Jacques Erdos編曲:
ソナティナ~カンタータ《神の時こそいと良き時》 BWV106
クーナウ:
クラヴィア演奏のための6つのソナタによる聖書の物語の音楽的描写 第6番
S.L.ヴァイス~山中哲人編曲:
パッサカリアニ長調
ファンタジーハ短調
ロジー伯爵のトンボー(墓)
J.S.バッハ~山中哲人編曲:
シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりBWV1004
teket https://teket.jp/3078/11196
🎶2022年6月25日(土)スタジオ・ベルソー(茅ヶ崎)
「近藤浩平楽壇参入20周年記念 近藤フェスティバル2022」
山の作曲家近藤浩平の楽壇参入20周年を記念して縁のある演奏家が送るオール近藤浩平プログラム
出演(予定):清水友美・萩生哲郎・佐藤浩紀・加藤チャーリー千晴・杉浦菜々子(ピアノ)、
坂場圭介(ギター)、北條立記(チェロ)、佐田奏生(尺八)
主催:湘南クラシック音楽を愛する会 代表 藤本辰也 090-3695-5450、shonan.classic@gmail.com
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